2009年11月04日

伊藤若冲

jakuchu001b.jpg
東京国立博物館で「皇室の名宝―日本美の華」というのをやっていて、その中で伊藤若冲:『動植綵絵』(どうしょくさいえ)が展示されているので、行ってきた。(月曜日)
最終日前日ということもあり混雑していたけど、動植綵絵は更にすごい人だかり。1分間で数センチぐらいしか移動しないという、博物館お決まりの状態。いつもなら後方から眺めて、なる程ねってところだけど、伊藤若冲だけは別格、動くまで待ってやる覚悟で最前列に張り付く;

とにかく、実物は凄い。
印刷されたものと、まるで色が違うし(照明の違いとか差し引いても)これは印刷物では表現できないということなのかしら。
この動植綵絵は、とても色使いが鮮やかで、印刷物でも奇麗に見えるけど、実物は、強烈な色彩感覚でありながら、淡い幻想的な世界が描かれているように思える。

動植綵絵に一番、驚嘆したのは色彩感覚ではなくて、ハーモニーのような、なんとも説明しがたいのだけど、描かれている全てが関連しあっているかのような空間。なにか音楽的にも感じるところがあった。

また、若冲はこんな↓絵も書いていて、とても好きなんだよね。
Ito_Jakuchu,_Japanesel_Art.jpg
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2008年08月03日

生まれて、一番最初に好きになった曲というのは

これは、作曲をしている者にとって、後々まで影響を受けることになる。
他人に明かしてはいけないw

ふと、考えてしまったのだけど、
クラシックの名曲や、童謡、唱歌等々、いわゆる名曲なら良いのだけど、もし、とんでもない愚作が初好として刷り込まれてしまったら?
(ちなみに、自分は違う。と思う;)

アニメの主題歌なんて、けっこう悲惨なものがあるからね;
この場合、素直に影響を受けて同系の範囲に終わるか、そうでなければ、何等かの壁を超えることになるのか・・・。
どんな愚作でも何がしかの良いところがあり、それを感じたのであれば、以後に、また、別な曲が好みとなり、壁をすんなり超えてしまうことも考えられる。
最悪なのは、全てを好みとして受入れ、それに従ってしまう場合。
そんな事があればの話だけど、ありがちな気もする;;

もうひとつ、名曲ではあるけど、あまりに多くの人達と同じだった場合、これも、ありがちな気がする;;

自分の好みというのを信じ過ぎてはいけない。
現存する全ての楽曲を聴いたうえで、この曲が好きだ、なんて言える人はいないのだから。
誰しも、ものすごい狭い範囲での判断でしかないのだ。
当たり前の事だからこそ恐い面がある。

好みは相対的。一方にはつまらないと思う曲がある。
今、好きな曲を視点として固定してしまえば、それが、限界にもなる。

柔軟に、そして、徹底的に、自分の感性を磨くといのは簡単ではない。
自分の範囲を超えて音楽を感じ、自分自身を探るのは、一時的に自分自身を見失うことが必要なのかもしれない。それは辛い;
多くの人はやらない。好みという”甘い汁”に浸っている方が楽だからね。
必然的に、それなりの範囲とパターン化された領域の住人が蔓延る。
そうはなりたくないと思うのだけど。

自分はやっている、という自覚が、また、狭い範囲;それに気がつくのに時間がかかったりもする;;
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2007年02月02日

2月

シンセのテストを兼ねた曲作りばかりしてると、方向性を見失う。
でも、悪い事というだけではなくて、まあ、再構成というところでしょうか。
欠点ばかり目に付くようになって、Stone Brickの後半をカットしました。
これまた、気の向くままで、あれこれ。
今後は趣向を変えて、音作りの立て直し。
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2007年01月22日

Fedora Core 5〜6へアップデート

昨年FC6が出ましたが、あまり手を付ける回数も少なくなり、後々にしていました。リナックスのコマンドとかも忘れてるし、rootのパスも忘れたり;
root自体も忘れてたり;;;
将来はリナックスという思いは、まだあるので、ボチボチFC6にアップデートでもするかと始めました。

参考サイト1
参考サイト2

この2つのサイトで助かりました。(有り難うございます)
また、DVD付きの入門書を買ってインストールというのも芸がないし、何とかネット上からアップデートを試み、2時間程で済みました。
参考サイトにあるError: Missingが出ましたが、2こほど。yum upgradeで無事に通過しました。

FC6では、自動更新機能がyumから無くなっているようで、注意です。
詳しくは参考サイト2にありますが、指定通りに行うと、
新たにアプリを追加しようとすると、
別な〜が実行中です、となり、先へ進めません。しかたなく、これをキャンセルとしました。
何だか(初心者の目から見ると)便利を求めて首を閉めているかのような仕様で困ったもんです;;
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2007年01月21日

Mono/Poly(KORG Legacy Collection)

このソフトの良いところは、単体売りではなく、セット販売で「Polysix」「MS-20」に加え、新たに「Mono/Poly」、と全部入っていることです。単体で売っていそうですものねえ。
「MS-20」と「Mono/Poly」は、実機を持っているので、デモソングを聴いた感想を書いてみます。

結論から言うと、実機と同じサウンドではないです。まあ、当然といえば当然、アナログのハードシンセの音を、デジタルのソフトシンセで完全に再現できるわけもないのです。
”オリジナルとまったく同じ回路をデジタルで構築することにより”というのが宣伝文句で、若干、モノポリーらしい感触があるような、ないようなですが、根本的なアナログの音と、PCでの違いは、どうしようもないです。
フィルターやレゾを動かした時に、それらしき感触があるのかもしれないですね。デモ版は操作してないので分かりませんが。

デモソングを聴いた感じで、逆に実機のMono/Polyで、このサウンドが作れるかというと疑問で、それなりに現代的になっているのでしょう。
また、デモソングですが、Mono/Poly実機の性質をよく理解して作られたとも思えない部分はあります。Mono/Polyは4VCOの分厚いサウンドというだけでなく、KORG特有のアタックの良さがあります。パーカッシブなシンセ音の特徴がもう少し出ていれば印象は違ったかもです。

実機のMS-20とMono/Polyは、まったく性質が違います。この辺の差もソフトシンセでは出ていません。出ていたら売れないかもw

Mono/Polyは、自分にとっては最高のシンセ、お気に入りですが、引っ張り出して使いたくても、MIDI端子すらなく、今のVST-Synthと比べ、全ての面で優れているとも言えないのです。昔のシンセ、今と比べれば素朴でした;
それでも買うとすれば、懐かしい、愛着感、ってとこでしょうか。
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2006年12月31日

UPX

VST-SynthのSynthEdit製かどうかの判断では、パック化されたものは全てSynthEditとしていましたが、BBSでAugurは違うのでは?という指摘があり、UPXについて調べてみました。
Windows上で使えるものを試したら、エラーで不可。本家のDOSモードでのユーティリティを使ってみました。
http://upx.sourceforge.net/
結果、Augurは非SynthEdit。
同様のパック化シンセで、Lallapallooza lite、oscimaker、Novaflash nf7p16 VSTi (beta)は、完全にSynthEdit製でした。
アンパックは難しいという先入観でしたが、すんなりできて意外でした。
これで、ほゞ完璧にSynthEditかどうかの判断はできているはずです。

今年も、もう終わり。1年は速いものです(^ ^;)
2006年を振り返ってみると、SoundFontに関しては、収穫は少なかったかな。本腰入れてVSTを使うようになった事が大きい1年でした。
正月休みはDrizzleの手直しで終わりそうです;
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2006年11月03日

Cleome

Cleome.jpg

西洋風蝶草、クレオーメ(Cleome, Spider plant)というそうです。
何ともいえない、騒々しさが良いです。
何か文句あっか〜派手で悪かったなー、と訴えかけてきたので写りました。
これぞ、アンサンブル。音楽的じゃないですか^^
騒々しいのは花の部分だけじゃないです。茎の部分もびっしりと、小さな葉で覆われていて、個性的。

Cleome2.jpg
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2006年10月13日

好き嫌いシリーズ、その1(ピアノ)

蓼食う虫も好き好き、というのを書いたところで、まあ、世の中結局これだなという反面、自分を肯定するための逃げ口でもあり、狭い範囲で蠢く自戒を込めて。最初はピアノです。

小さなオーケストラと言われるピアノは、誰の助けも借りず一人で成り立つ楽器としての頂点でもあります。わがままで嫌な性格か(笑)
アンサンブルに於いては、どこまでやるのかで、全体のサウンドが変わってきます。

ロックでのピアノサウンドで、自分が好きなのはプロコルハルムのゲーリー・ブルッカー。stationの(Homburg)という曲で聴けます。これは青い影の次に出たセカンドシングルでしたが売れず。私はこっちの方が好きですが。
ピアノサウンドが全体を決めているにもかかわらず、楽曲を壊すような派手な奏法は一切なく、それでいて情熱的、そんな音が良いのです。
ビートルズのピアノの使い方も好きです。その他では、トッドラングレン、TOTO、スーパートランプ等々。ロック以外では、映画音楽のフランソワ・ド・ルーベ、「冒険者たち」でのピアノが大好きです。
素朴な音色指向が、まずあります。

嫌いなピアノは、ムード音楽系の華麗なピアノサウンド(^ ^;)
パフォーマンス的、アクロバット・テクニック指向。
ようするに、一人で大騒ぎしているピアノ。
作曲より、ピアノ演奏が好きなアーティストの多くは、これですか。

以上が、まあ、外面的なものですが、内面、つまりボイシング的にみると10本の指がありますから、なかなか、がまんができない(笑)
徹底してテンションで汚してしまう。
それが音楽だという人もあるわけですが(蓼)
個人的には×。

バックでピアノを鳴らす場合、ほゞ和音のケースが多く、全体を取り仕切ってしまい、他の余地(隙間)を失くすのは避けたいのです。
一見、それで理論的にも合致ですが、表現として丸く治まってしまいます。
ちょいと幻想的な響きには微妙な隙間が必要なので。

創作という視点に於いて、ピアノは他の楽器と同様に”音色”でしかない、という見方もできます。楽器としての特性を如何に引き出すか、というのは永遠の課題でもありますが、デジタル・サンプリングでは、それを封印し、敢えて違う可能性を全体を通して見つめることが大事になります。
posted by musf at 07:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | MUSIC-00 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月06日

VST Choir

VST InstrumentsでのChoir、Chorusなどが、もっとあってもよいのでは、と
探してはみましたが、さすがに難しいのか少ないです。
DEMO版で、みつけたのですが。
Magnus Choir VSTi :SynthEdit製なのに有料、おまけに定期ノイズだけ;;
SynthEditではデモ版専用のノイズまで作れるのか、と変なとこで感心。

Angelina :もうひとつが、これで、やはりデモ版ですが非SynthEdit。
ちゃんと音も出ますし、制限は保存だけで優良な有料。
しかし、Choirとしては貧弱で、却下。

その他、DEMO版をいくつか試してみましたが、意外とSynthEdit製が多いのです。これらがフリー版より良いとも思えないのですが;
見た目は、いかにもプロ仕様という感じで、大差ないものを大量に売ってるのは、なんだかなあ〜。
posted by musf at 01:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | MUSIC-00 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月31日

ナルニア国物語

DVDで観ました。
SFやファンタジーというのは、非現実的な世界にリアリズムを持たせるものだけど、映像にリアリズムが欠如していると最悪。
妖精だろうが、ドワーフだろうが、そこに生きて呼吸している様が描けなければ、物語は死んでしまう。
彼等に”生きて呼吸”してもらうためには、特別な空気が必要。
映像表現の難しさか、冒頭の戦争シーンからナルニア世界まで同じ空気でした。

ファンタジーもので、もう一つ大事なのは、主人公の成長。これが希薄でした。ナルニアまで行く必要はないでしょう(^ ^;)
ストーリーに引っ張られているだけの傍観者的視点で終始。その他キャラも魅力無いし。
キャスティングやシナリオ段階での問題というより、根本的に何を表現するかというイマジネーションが不足しているのです。

そして音楽も、効果音楽でしかないのは、いつものパターン。スコアは立派だけど、圧倒的に表現力が貧弱。
posted by musf at 06:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | MUSIC-00 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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