2007年06月04日

フリー音源サイトで、ふと思ったこと

著作権絡みでは、はっきりした事よりも曖昧な雰囲気が多いよいな気がします。
CDでも、家庭内での複製はOKと著作権法30条にあり、兄弟で複製して、やり取りしても法には触れません。
一方で「技術的保護手段」の回避は違法というのがあり、メーカーは、そのつもりでも技術的には、それに当らないという問題(CSSを解除の場合)もあります。
更に、技術的保護手段の回避に関して、
「私的使用のために行う各々の複製行為に、刑事罰を科すほどの違法性があるとまではいえないことから、改正法は、公衆用自動複製機器を用いて行う複製の場合と同様に、行為者を刑事罰を科す対象から除外することとした(第119条第1号括弧書きの適用)」
とあります。つまり罰せられないわけです。
技術的にも法的にも一般的なイメージとは違うのではないでしょうか。
問題は個人の範囲ではなく、違法販売の類いなわけで、その点をはっきりすればよいのに、何でもかんでも複製はダメという姿勢に問題があります。
3人家族全員が買ったら売上3倍という、捕らぬ狸の皮算用ではねえ。

さて、ネットにあるフリー音源ですが、某サイトで、アップする側の利用規約では、シンセの音源は、プリセットそのままはダメ、自分で変更したものはOK、落とす側は無料配布はOK、商業利用は制作者の許諾が必要というもの。
その他、いろいろ既定はありますが、このこと一つとっても、音源・音色に関する法的な扱いとなりますが、多分、日本以外でも音色に対する法的規制は無いのではと思います。音色を著作物として扱うと問題は大きいです。
勝手な法解釈が独り歩きし、更なる法的保護が重なるという体制は、あまり気持ちの良いものではないです。著作者の保護、文化の継承というより、企業の金儲けに終わってしまいかねないのです。
posted by musf at 22:09 | 音楽と著作権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月04日

違法って

youtubeの人気に、あやかろうと”二匹目のどじょう”が乱立しています。大手企業によるeyevioまで登場と。
だけどねえ、youtubeの爆発って多くは違法アップでしょ。これを全部消したら(音楽だけも、かなりある)一気に冷めてしまうのは必至。

ところが、この違法アップは、一方で、かなりの宣伝効果もあり、アニメなども、youtubeで見てからDVD買ったりレンタル、なんて人も多いようです。なにしろ画質は、あまり良くないし、小さい画面だしねえ。
建前的に違法だとyoutubeを攻撃しつつも、売上が上がっていれば、見て見ぬふり、というのもありそうです。
いっそ、合法にしてしまえば良いのにと思いますが、そこまで勇気はないようで、形勢によっては、いつでも”違法だ”というセリフは残しておきたいのでしょう。

音楽においては、全曲試聴のmp3は、散々悪者扱いだったのに、今ではfinetune革命で、ごく普通に聴く事ができます。実際、これによってネット販売の売上も伸びているようだし。
youtubeでも、映像は風景だけで、市販曲を流しているものは、削除対象にもなっていないような。
捕らぬ狸の皮算用で数百億円の損失、と騒ぎたてていたのは誰なんだとも言いたくなります(^ ^;)
この辺の事情は、CDプロテクト〜iTunesでした。

本来、文化としての作品と、経済としての企業の勝手さをもう一度考えてみないといけないのではと思います。
posted by musf at 13:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽と著作権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

著作権使用許諾の怪

記事が「ストリーミング配信」? 著作権使用許諾の怪
↑この記事読んで唖然としました。JASRACって、これ程ひどいものだったのか。
著作権を守る団体というより、著作権をネタに金銭を奪い取るという印象ですわ。
著作権保護というのは、誰もが当然、重視しないといけない問題ですが、その裏で、こんな事やっているのでは団体としての存在そのものを疑ってしまいます。
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2006年09月12日

著作権の保護

日本では著作者の死後50年だが、米国やEUでの70年に従うようにと様々な圧力がかかっている。
この問題は、本来の創作者への保護とは離れて(死んでいるわけで)その権利を持つ側の財産保護と変化してしまった。
莫大な金額が自分の懐から消えてしまう、何とかせねばというのが実情。
米国で著作権保護法が制定されたのが、1790年で当初は死後28年。
1976年に死後50年に延長。
1998年に死後70年に延長。
つまり、切れそうになると延長してるのね。
次は、いつ90年に延長するのかと思ってしまう(^ ^;)
これで良いのでしょうか?
ミッキーマウス法じゃ困ります。

良識的にみて、死後50年が妥当な線でしょう。
著作権切れ後の、共有財産として新たな創作が生まれる事もあるし、
何といっても、安価に作品に触れる機会が多くなります。
著作者に対する本当の保護の意義は、多くの人の心に足跡を残す事だと思うのです。
posted by musf at 07:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽と著作権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月26日

著作権

今日の新聞では、ネットオークションに乗せる美術品の写真に対して著作権料を求める訴えが起こされたようです。

著作権を管理する団体が、法の解釈により、如何に金儲けをするか考えるようでは、著作権本来の有り方とは違ってくるのではないかと思いますが。
posted by musf at 06:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽と著作権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月21日

私的録音録画保証金

ipod等への課金で揺れている。
もう一度、著作権法第30条をみると、私的複製をみとめながら、デジタルコピーに対しては保証金を定めている。

高品位な大量複製が可能ということで、課金されるなら、
課金後は、回りの知り合いに大量配布しても良いという事なのか?
違うよね。だとすれば、デジタルかアナログかの意味は薄い。

音質が悪くなるアナログなら配布OKか?
これまた違う。

私的複製という範囲で、デジタルとアナログの違いはない。

論理的な根拠ではなく、違法で出回る事を予想しての回収金でしょう。
あるいは、何となく違法な香いを漂わせ、法的な措置を強引に作ってしまったのか。
どちらにせよ、本来の土台が崩れている。

JASRACは全ての私的複製を違法としたいのだろう。
それが正しいのかどうか、それが問題。

私的環境の中では、多様なメディアが存在する。
正当な代価を払って得た作品は、私的に自由にメディア間を移動して当然。
買ってきたCDをipodに入れて、更に料金を払う事が著作権の保護になるとは思えない。

本質を見失い、曖昧な言葉の表現に躍らされる事は議論とも言えない。
あらゆる方法を用いて料金を徴収しようとする営業論理で、著作権を語ってもらいたくないやね。

もうひとつ面白い記事が新聞にあった。
某計量経済学教授が、違法ダウンロードとCD売上との相関関係を分析した結果、影響はみられなかったそうです。
良い悪いは別として、
違法DLした人は、本来CDを買わない人たちという事らしい。
そんなもんでしょう。
で、この人たちは、次の新曲では買うかもしれないので、
宣伝効果というプラス面も否めない。
良い悪いは別として(^ ^;)

JASRACが分析すると、これら全ての人が本来、買うはずだったということで、そろばんを弾く。
そんなわけないよね。

ファイル交換ソフトは、確かに問題がある。
でも、これを短絡的に”悪”としてしまうと、見失ってしまう大事な事もある。
それは何か?
音楽としては、一番大事なことかもしれない。
posted by musf at 07:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽と著作権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月26日

アイコンを無断使用 著作権担当の文化庁HP

アイコンを無断使用 著作権担当の文化庁HP (共同通信) - goo ニュース
普通なら、まあそのていどの間違いはある、で済むけど、著作権担当の文化庁という事で笑ってしまいますね。
だけど、
”仮の飾りとして使ったが、飾りの差し替えを忘れた”
と、言い訳するのが、往生際の悪い日本人気質。
違法ソフトで摘発される側の言い訳に、うんざりしてるはずなのでは?

著作権や特許というのは、とても大事なものではあるけど、
うっかりすると、自分の首を閉めるものでもあると;;
posted by musf at 21:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽と著作権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月17日

DVDをリッピングソフトを使用してコピー

DVDをリッピングソフトを使用してコピー
結局、レンタル屋からDVDを借りてきてコピーするのは合法なんですねえ。
著作権法第30条を整理すると、
◇私的使用での複製は可能。
◇技術的保護手段の回避は違法。

不正競争防止法とのからみで
◇著作権法ではCSSという“アクセスコントロール技術”は、「技術的保護手段」にあたらない。

著作権の保護がなければ、音楽や映画など作品としての成り立ちが不可能ではあるけれど、商業的に完全なガードをしたら、普及も怪しい。
音楽はラジオで聴けて、映画はTVで観れる。それが無料だからこそ生活の中に浸透してきたわけです。
なんとなく保護されてきたバランスは、曖昧さ故。
はっきりとした形を求めると、どこかでバランスが壊れる。
価格設定が問題のひとつなんですけどね。
posted by musf at 17:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽と著作権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月04日

CCCD

結局、CCCDは廃止の方向へ傾いたようですが、メーカー側の言い分は、
1.混乱期を脱した。
2.一定の成果をあげた。
自己弁護的で、分けのわからん気もしますが。

ようするに、ipod等のHDD再生機が爆発的に普及しているので、
パソコンを除け者にする事ができなくなっただけでしょう。
posted by musf at 05:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽と著作権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月09日

「逆輸入CD」禁止

「逆輸入CD」禁止で洋楽海外盤も消える? / YOMIURI ON-LINE
改めて、”おかしいんじゃない”と何度も思うわけだが、一度もそうは思わない議員さん。
してやったりの音楽産業。目先の問題を提示、うまくその裏(再販問題、高価格等)を隠して成功した。

必要ないものは消えていく。
CDは数年後には無くなるかもしれない。
レコード会社も無くなる?。ネット経由になれば、アーティストは独自のルートで販売できるし。
posted by musf at 22:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽と著作権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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